帯広の大場さん全国カラオケ大会で優勝 3000件超の音源審査から頂点
第一興商運営のカラオケ店「ビッグエコー」の全国カラオケグランプリ(1月25日・東京)で、帯広在住のシンガー・ソングライター大場悠平さん(27)が優勝した。大場さんは「久々に新鮮な気持ちで挑めた」と笑顔を見せる。(許静)
グランプリには、全国から寄せられた3000件超の音源の中から選ばれた10~40代の12人が出場。大場さんは決勝のファーストステージで、Vaundyの「呼吸のように」を初カバーし、総合得点1位で、ファイナルステージに進出した。2曲目に「木蘭の涙」(スターダスト☆レビュー)を熱唱し、1位に輝いた。「1曲ずつが勝負って感じで、人に伝わることを意識して歌っていた」と振り返る。
高校まで野球没頭 卒業後歌打ち込み
大場さんは音更木野東小、音更緑南中、白樺学園高卒。高校まで野球に没頭し、卒業後は大好きだった歌に打ち込み、2020年4月のCDデビュー以来、十勝を拠点に音楽活動を続ける。
17年NHKのど自慢チャンピオン大会(東京)のグランドチャンピオン、18年にフィンランドで開かれたカラオケ世界大会の出場経験も。「5、6年前の大会出場当時の知り合いと久々に再会できた。当時を思い出して刺激も受けた」と大場さん。「今後は自分が納得するオリジナル曲を作りたい」と夢を語る。