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芽室中生考案の菓子3品を商品化 まさおかで24日から販売

まさおかでレシピが採用された(右から)廣瀬さん、黒田さん、奈良さん。左は正岡代表

 【芽室】芽室中学校の3年生3人が考案した菓子を芽室町内の「お菓子のまさおか」(東1ノ2、正岡崇代表)が商品化し、24日から販売する。昨年に続く2回目の試みで、今年も芽室の特産品を原料に使用した特徴ある3品が完成した。

 販売するのは、廣瀬柚芽さん(15)考案の「さつまいもクッキー」(200円)、黒田綾花さん(15)考案の「上用まんじゅう」(170円)、奈良歩真さん(15)考案の「さつまいもあんどら焼き」(230円)の3品。

 同校の3年生は、修学旅行の事前学習などで芽室の農業や魅力を学び、事後学習で地元食材を使ったレシピ作りに取り組んでいる。今年も中学生のアイデアを形にしようと、正岡代表が124人のレシピから選んだ3品を商品化した。

まさおかで商品化された(下から時計回りに)クッキー、どら焼き、まんじゅう

 廣瀬さんのクッキーと奈良さんのどら焼きにはサツマイモを使用。廣瀬さんは「クッキーを食べて芽室のサツマイモ生産を知ってもらえたら」、奈良さんは「自宅でも試作し、ドライアプリコットを入れたのがポイント」と話し、購入を呼び掛けている。

 黒田さんの上用まんじゅうには、皮の部分にナガイモを使用。もちっとした食感に仕上がった。黒田さんは「幅広い世代の人に食べてほしい」と話し、今回の商品販売が商店街への呼び水になることも期待する。

 クッキーは200個、まんじゅうとどら焼きは各100個の限定販売。問い合わせは同店(0155・62・2118)へ。(近藤周)

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