「とろろにして食べたい!」 川西小でナガイモ掘り体験 児童ら歓声
帯広川西小学校(武田真校長、児童228人)の児童が24日、学校農園で川西地区特産のナガイモの収穫を体験した。秋晴れの下、子どもたちは笑顔で大きなナガイモを掘り起こした。
同校では郷土学習の一環としてナガイモを栽培。今年は5月に種イモを植え付け、この日まで雑草取りなどを行い育ててきた。
収穫にはPTAや保護者ら約20人も参加、穴掘りや作業の説明などに協力した。生産者で同校に種イモを提供した有塚利一PTA会長が「泥だらけになって収穫を楽しんでほしい。大きなナガイモが取れたことを家の人に教えてあげて」とあいさつ。寒川晄児童会長(6年)は「家に持ち帰りおいしくいただきましょう」と呼び掛けた。
児童たちは深さ1メートルほどの穴に入り、ナガイモを傷つけたり折ったりしないよう注意を払いながら丁寧に掘り起こし、大きなナガイモが取れると歓声を上げて喜んでいた。大山翔平さん(4年)は「苦労して大きなナガイモが掘れたのでうれしかった。とろろにして食べたい」と笑顔で話していた。(大谷健人)
とろろにして食べたい!」 川西小でナガイモ掘り体験 児童ら歓声