「もったいないから食べて」 家庭菜園などで収穫の野菜、提供し合い交流 陸別「おすそ分けの会」
【陸別】65歳以上の陸別町民を対象とした「野菜のおすそ分けの会」が8月26日、町内のふれあいの郷で開かれた。家庭菜園などで取れた季節の野菜を吟味した。
町保健福祉センター介護保険担当・地域包括支援センターの生きがい活動支援事業の企画。りくべつエヌピーオー優愛館が事業を運営している。
午前は健康チェックや体操などを行い、午後に「おすそ分けの会」を実施。枝豆、シシトウ、ミニトマト、キュウリやジャガイモなど10種類以上の事前に持ち込まれた野菜がテーブルに並んだ。
木田君代さん(78)は「ピーマンなどはたくさんできたから、自分の分以外は持って来た。もったいないから食べてほしい」と話した。渡部由美子さん(89)は「ササゲは、ごまあえにしたらおいしいよね」と野菜を手にしていた。
同センター担当の請川友香さんは「提供してくれる野菜や花などを募集している。職員が取りに伺うこともできるので事前に連絡してほしい」と話している。
野菜のおすそ分けの会は30日と10月28日にも開催予定。交流の場にもなり、野菜を見に来るだけでもよい。
問い合わせは、町地域包括支援センター(0156・27・8001)へ。(津田久美通信員)