足寄の夜に８０００発打ち上げへ １５日に「ふるさと盆踊り両国花火大会」 松浦航大さんステージも
足寄ふるさと盆踊り・両国花火大会をＰＲするポスターを手にする町職員ら
【足寄】足寄町最大の夏のイベント「足寄ふるさと盆踊り・両国花火大会２０２４」（実行委主催、十勝毎日新聞社、十勝ふるさと市町村圏東北ブロック実行委共催）が１５日、町民センター前の緑地と駐車場、利別川両国橋河川敷で開かれる。歌手・ユーチューバーとして人気の松浦航大さんらのステージショーや、約８０００発の花火が足寄の夏を彩る。（北雅貴）
ビアガーデンと盆踊りを隣接する２会場で行う。ビアガーデンは午後１時半にスタートし、多くの出店が並ぶ。同２時からは射的やくじ引きなど子ども縁日が始まる。
同２時半にはストライダーレースを実施する。ストライダーは地面で足を蹴って進むペダルのない自転車で、レースは３歳から小学校就学前までが対象。同３時からは満１歳児による「一升餅レース」も企画している。
盆踊り会場では、午後２時からの２０歳以上の女性対象の美足コンテストを皮切りに、マジックシアターＴＲＩＣＫ（札幌）のマジシャン翼さんや、松浦航大さんのステージショーを展開する。
同５時２０分から子ども盆踊りと「みんなで楽しむ足寄音頭」を行う。仮装盆踊り、素踊りは同６時から。優勝賞金は団体が１０万円、個人は５万円。
河川敷での両国花火大会は午後７時半から。３部９プログラム構成で、スターマインなど約８０００発のほか、２０２３年に生まれた１７人を祝う花火も打ち上げられる。
実行委事務局の町は、キリンビールの「晴れ風アクション」に応募。寄付金で花火大会を支援するもので、各都道府県で１件しか選ばれない中、北海道では足寄に白羽の矢が立った。同事業を活用することで、初めてゲストを呼び、花火の質も上げることができたという。町の担当者は「日常から離れて、この夏最高の思い出をつくってもらえれば」と来場を呼び掛けている。
