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永原選手、今夜初戦 故郷芽室が五輪応援準備万端「がんばれワカナ」

2700羽の折り鶴で作られた「がんばれワカナ」のメッセージと五輪マーク

 【芽室】パリ五輪のバドミントン女子ダブルス日本代表で、芽室町出身の永原和可那選手(28)の初戦を前日に控えた26日、町は試合観戦を盛り上げてもらおうと、町内でグッズを配布した。町内の小中学生や町民が折った折り鶴2700羽で作られた応援メッセージも町総合体育館に飾られ、町の応援企画も大詰めを迎えた。(近藤周)

 同日は町職員が午後1時半から、ダイイチめむろ店とフクハラ芽室店前に立ち、たたくと音が出るスティックバルーン600本を買い物客に配布した。うちわや永原選手の試合日程が書かれたチラシも配り、「永原選手を一緒に応援しよう」と呼び掛けた。

 総合体育館に登場したのは、折り鶴で表現した金の「がんばれワカナ」の応援メッセージ。五輪出場を祝う懸垂幕の横に飾られた。

 町内の小中学生が折った約2000羽の鶴と、町内に設置された応援ブースに訪れた人が折った700羽が集まり、町職員が4日がかりで完成させた。永原選手が小学生時代に腕を磨いた芽室バドミントン少年団の子どもたちも、永原選手の活躍を祈り1000羽の折り鶴で五輪のマークを作成した。

 町は永原選手の五輪出場が決まってから約3カ月間、応援プロジェクトを展開。町魅力創造課の阿部壮一郎さん(31)は「町民が一つになって応援への思いを形にできた」と話し、万全の応援態勢で初戦に期待を寄せる。


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  • スティックバルーンやチラシを配布して応援を呼び掛ける町職員

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  • ダイイチめむろ店のスティックバルーンを配布し、応援を呼び掛ける町職員

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  • ダイイチめむろ店のスティックバルーンを配布し、応援を呼び掛ける町職員

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