16日は父の日 管内では特設コーナーやオリジナル商品も用意
16日は「父の日」。帯広市内の大型店や酒店、菓子店などでは、父の日用ギフトを販売するなど、商戦がピークを迎えている。母の日と比べると市場規模は小さいが、日頃なかなか言えない感謝の気持ちをお父さんに伝える機会。趣味や好みに合わせた商品で「いつもありがとう」の気持ちを贈ってみては-。(児玉未知佳、廣田佳那)
イオン帯広店では、5月末から紳士服やインナーなどの各売り場で父の日用商品を展開。毎年パジャマ類が人気だが、今年は特に肌触りの良い素材や冷感機能が付いた商品が注目を集めているという。売れ筋は、「ホテル仕立ての5つ星パジャマ」(4378円)や、吸水速乾性に優れた「アセドロン」(3278円)。売り場担当者によると、質重視の傾向から今年は例年より1000円ほど価格帯が上がり、4000~5000円でギフトを購入していく人が多いという。
その他、紳士服コーナーでは毎年父の日限定で販売している葛飾北斎デザインのポロシャツやTシャツなどがあり、同店は「涼しげでオシャレ。40~60代のお父さま方に特にお薦め」としている。
おびひろろまん亭(帯広)では、「華やかに父の日を盛り上げたい」(同社)という思いから、オリジナルケーキや焼き菓子の詰め合わせなどを販売。寝ているお父さんをイメージした、クマ形のケーキ「ごろごろパパチョコモン」(2700円)や、地酒専門店の熊田商店(帯広)とコラボして開発した日本酒入りケーキ「大信州チョコモンブラン」(450円)など、工夫を凝らした商品をそろえる。山岸篤志取締役は「今後もイベント事は大事にして、感謝の気持ちを伝えるきっかけづくりができれば」と話している。