初夏告げるフジが見頃 とてっぽ通に甘い香り
帯広市内の北海道ホテル(西7南19)に隣接する遊歩道「とてっぽ通」で、薄紫色のフジの花が見頃を迎えている。
フジ棚は高さ約2・5メートル、全長約20メートル。花は棚上から美しくしだれ、甘い香りを漂わせている。北海道ホテルによれば18日に満開となり、例年6月上旬まで花を楽しめるという。
20日は、散歩途中で足を止めカメラで撮影する市民の姿も見られた。市内の久保由美子さん(62)は「この甘い香りをかぐと夏が近づいているのを実感します」と話し、満開の花を見上げていた。(須貝拓也)