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ワクワク胸に「行ってきます」 市内中学校が修学旅行

「行ってきます」-。見送りに来た保護者に手を振る帯広第二中の生徒(8日午前7時半ごろ、須貝拓也撮影)

 帯広市内の中学校で修学旅行のシーズンを迎えている。新型コロナウイルスが「5類」に移行して1年が経過し、「コロナ前」の姿に戻りつつある。

 8日は一番多い7校が出発。帯広第二中学校(高山亮司校長)では、3年生約90人が午前7時15分から生徒玄関前で出発式を行った。高山校長は「今までに調べてきたことをぜひ自分の目で確かめてほしい」とあいさつ。生徒たちは「行ってきます」と声をそろえ、ワクワクした様子で見送りの保護者や教職員に手を振りながら3台のバスに乗り込んだ。

 同校は3泊4日で、エスコンフィールド北海道(北広島市)や新千歳空港の見学、小樽や札幌、函館での自主研修などを行う。高田優希さん(14)は「名探偵コナンの映画の舞台にもなった函館の五稜郭を見るのが楽しみ」、大谷里百奈さん(14)は「自主研修では公共交通機関を使うので、計画通りに乗れるよう気を付けたい」と話していた。

 市教委によると、市内校は4月22日から5月14日までに14校が順次出発する。

 町村では行き先をコロナ禍前と同じ道外に戻しているところが多く、音更や芽室、幕別の中学校では多くが東京、神奈川、京都などに向かう。(細谷敦生)

関連写真

  • 「生ものに注意」-。先生方も手を振りながら生徒を見送った(8日午前8時半ごろ、帯広第二中で。須貝拓也撮影)

    「生ものに注意」-。先生方も手を振りながら生徒を見送った(8日午前8時半ごろ、帯広第二中で。須貝拓也撮影)

  • 「行ってきます」-。見送りに来た保護者に手を振る帯広第二中の生徒(8日午前7時半ごろ、須貝拓也撮影)

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