ハピオのオリジナルブレンド米「羽飛雄」発売 30周年記念でJAきたそらちとコラボ
【音更】JA木野の子会社が運営するスーパー・ハピオは25日から、ブレンド米「羽飛雄(はぴお)」を販売している。30周年記念企画の一環で、2006年から米の取引を続けているJAきたそらちと共同で開発。同店用の特別配合で、今後、オリジナル商品として常設で販売する。
きたそらちと開発 横山さんデザイン
ハピオで売り上げが上位の「ななつぼし」と「ゆめぴりか」を5割ずつ配合。試作・試食を繰り返し、それぞれの品種の良さが引き立つ割合を探した。ブレンドしたことによって米の甘みが際立ち、JAきたそらちは「自信を持ってお薦めできる味。十勝のうまいものを引き立てる名脇役になれれば」としている。
同日、同JAの岩田清正組合長や、米袋のデザインを手掛けた町内在住の漫画家・横山裕二氏らが来店し、発売初日を祝った。岩田組合長は「粘りのあるおいしいお米。ぜひ十勝の皆さまに食べてほしい」とし、JA木野の黒田浩光組合長は「たくましく空を飛んでいける、羽ばたいていけるようなお米『羽飛雄』を作っていただいた。今後ともますます協力関係を深めていきたい」と感謝を伝えた。初日は約100袋を売り上げた。
1袋5キロで通常価格2376円。(児玉未知佳)