清流こいのぼり修復作業 大樹
【大樹】大樹町内を流れる歴舟川・河川敷に無数のこいのぼりを掲げる「歴舟川清流鯉(こい)のぼり」に向けて、2、3の両日、町勤労者センターで、こいのぼりの補修作業が行われた。今年は設置場所を広げ、400~500匹を泳がせる。19日に設置作業を行う。
大樹町観光協会(一戸勉会長)の主催。国道236号・大樹橋上流の河川敷を、こいのぼりで彩る。今年は19日~5月6日に行い、5月5日の「こどもの日」に河川敷でミニイベントを開催する。
例年、国道の号数にちなみ236匹を河道側(河川敷南側)で泳がせるが、今年は河川敷の北側にも範囲を広げ、設置数を増やした。
3日は町シルバー人材センターの会員5人が、色とりどりのこいのぼりを一点ずつ入念にチェック。口元のひもや金具のほころび、破れなどを見つけては、手際よく修繕作業を進めた。
初めて参加した北守実さん(83)は「最近はこいのぼりを掲げる家も少なくなった。たくさんのこいのぼりが泳ぐ様子を子どもたちに見せてあげたい」と話していた。
観光協会では随時、こいのぼりの寄贈を募っている。問い合わせは町企画商工課(01558・6・2114)へ。(船水よう子通信員)