帯広のナイトマーケット 最終回は22、23日 幅広い世代が楽しめる企画も
街中の空き店舗を活用した中心市街地活性化イベント「帯廣night market(オビヒロナイトマーケット)」の最終回が22、23日の両日、帯広市内の旧ダイイチ壱号店跡(西1南10)で開かれる。アジアの夜市をイメージした屋台が並ぶ他、今回は競技ポーカーや卓球の大会、街中歴史探訪ツアーなどを予定している。幅広い世代が楽しめる企画で、来場者数2000人を目指す。
おびひろ街中賑(にぎ)わい応援委員会の若手メンバーが、昨年12月から取り組んできた。中心となって進めている高城聡一郎さん(27)は「将来的にはここに常設施設をつくりたい」とし、市場調査を目的に同所でイベントを重ねてきた。1月に実施した第2回は、おびひろ氷まつりや野外スケートリンク「トカチアイスパークプラス」などの冬季イベントと連動し、2日間で約1000人が来場した。
1、2回目とも客層は20~30代が主流だったことから、3回目は家族連れや年配層にも足を運んでもらえるようにと、日中から体験型企画を複数用意。23日の午後0時半からは小中学生限定の「子どもポーカー大会」(無料、小学生は保護者同伴)、同日午後2時からはガイドと共に街中を散策する「街中昭和の歴史探訪ツアー」(2000円、事前応募が必要)を実施する。その他にも、卓球台やダーツコーナーの設置、音楽ライブや古着ショップの出店などもあり、事務局は「実験的イベントの集大成とも言える開催になる」と来場を呼び掛けている。
時間は22日午後5時~同11時、23日正午~午後11時。限定チケットは2種類販売している。問い合わせは事務局のクナウパブリッシング(0155・34・2233)へ。(児玉未知佳)