帯広の森、次世代へ 50周年ロゴマーク完成
帯広の森50周年記念事業実行委員会(三日市則昭委員長)は、市民の機運を高めるためロゴマーク=写真=を作成した。緑をベースカラーに、子どもと大人の手、鳥やリスなどが描かれ、幅広い年代層に親しみやすいデザインに仕上がっている。
1975年の造成開始から今年で50年目の節目を迎えた帯広の森。半世紀にわたり、幅広い年代層の市民が森づくりに関わってきた。昨年2月に市民が主体となった記念事業実行委員会を立ち上げ、各種記念事業を検討。その取り組みの一つとしてロゴマークを作成した。
デザインは、帯広の森でも活動している中札内村のデザイン工房・金澤の金澤和彦代表。市民の手で造られてきた帯広の森の特性を表現し、地域性や歴史、豊かさ、思いを次世代につないでいくイメージで、円の中にはエゾリス、ヤマモミジ、ミドリシジミ、カシワ、オオバナノエンレイソウ、ゴジュウカラ、ドングリを描いた。
実行委事務局の市みどりの課は「記念事業だけでなく、周辺施設などさまざまな場面で活用し、機運を高めていきたい」としている。(完戸雅美)