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4年ぶりに宿泊も 2月17、18日に市冬季防災訓練

 帯広市は2月17、18の両日、帯広第七中学校で今年度冬季防災訓練を行う。新型コロナウイルスの影響で中止していた宿泊体験を4年ぶりに実施する。年始に能登半島地震が発生したことを受け、市は訓練を通じた防災意識の向上を呼び掛けている。申し込みは今月31日まで。

 訓練は震度7規模の地震が発生したと想定。給水や応急手当て、救助救出、停電対策などの訓練を実施する。炊き出しや避難所運営、親子防災教室なども予定している。

 対象は帯広市民。定員は抽選で100人(親子防災教室は30人まで、宿泊は50人まで)。小学生以下は保護者の同伴が必要。時間は17日午後2時から18日午前8時まで(日帰り参加者は17日午後7時まで)。

 米沢則寿市長は11日の記者会見で、「能登半島地震では甚大な被害とともに、冬に起こる災害の厳しさも目の当たりにした。訓練を通じて、日頃から備える大切さを理解いただき、地域の防災力強化につなげていきたい」と語った。申し込みや問い合わせは市危機対策課(0155・65・4103)へ。(津田恭平)

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