十勝川治水100年記念ビデオ公開 帯広開発建設部
十勝川治水100年を記念し、帯広開発建設部は記念ビデオ「川と歩み 川に学び 明日を拓く」を制作、北海道開発局のYouTubeチャンネルで公開している。
1923年、市内に十勝川治水事務所が開設され、十勝川での治水事業が始まった。十勝では度重なる水災害で、甚大な被害が生じていた。曲がりくねった十勝川を直線化するため、約15キロの掘削を行って「統内新水路」を完成させ、周辺に農地が広がった。「千代田堰堤(えんてい)」や「千代田新水路」、「札内川ダム」など、十勝川水系を代表するさまざまな治水事業が、農業王国十勝を下支えしてきた。
昨年、100周年の節目を迎えた十勝川治水事業を記念し、こうした歴史を後世に伝えていくため、主な治水事業と十勝川を中心に広がる自然風景を空撮。4Kの高画質映像を通して治水事業と雄大な十勝の景色を紹介している。(完戸雅美)