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宇宙の日作文コンクール、大正小の久保さんが全国2席 「宇宙の謎を追え!アルティメット計画」

「宇宙の日」作文コンクールで入賞した作品を手にする久保さん

 2023年「宇宙の日」記念行事全国小・中学生作文絵画コンテスト(文部科学省など主催)の小学生部門・作文の部で、久保咲楽さん(帯広大正小4年)の作品が、全国最優秀のグランプリに次ぐ「審査委員長賞」に輝いた。将来実現するかもしれない惑星探査計画を想像力豊かにまとめ、高い評価を得た。帯広市児童会館によると、作文での全国入賞は十勝在住者では初という。(藤家秀一)

 コンテストは宇宙飛行士の毛利衛さん(後志管内余市町出身)がスペースシャトルで初めて宇宙に飛び立った9月12日の「宇宙の日」にちなんで、1993年から実施している。今年は「月、火星、その先へ…自分の惑星探査計画」がテーマで、全国から計746点の応募があった。

 久保さんは大好きな読書で培った知識などをもとに、「宇宙の謎を追え!アルティメット計画、始動」のタイトルで作品を応募。40年後の未来を想像し、太陽系外にあるとされる大型の天体「プラネット・ナイン」の探査計画を瞬間移動(ワープ)やブラックホールなどの専門用語も交えながら臨場感豊かに描いた。

 2年生の時からコンテストに挑戦しているという久保さんは、「全国受賞は初めてなのでうれしいが、種子島旅行(最優秀の副賞)が目標だったので少し悔しい。将来は作家になって子ども向けの科学の本を書きたい」と話した。

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