スマホ片手に散策、広尾でフットパス2コース開始 ポイントクリアで手ぬぐいゲット
【広尾】広尾町内のシーサイドパークや大丸山森林公園の景観スポットをめぐるフットパス・2コースが運用を開始した。両コースには8カ所ずつポイント(QRコード)があり、スマホでスタンプをゲットすると特製の「手ぬぐい」がもらえる。企画した町地域おこし協力隊の磯野巧さんは「ウオーキングしながら、広尾の魅力を再発見して」と話している。
町観光協会による体験型メニューづくりの一環。道観光振興機構の助成制度を活用し、磯野さん、地域おこし協力隊インターンの佐藤圭馬さん、本澤悠歩さんの3人がルート設定、マップの制作、QRコードの整備を進めた。
開設した「Hiroo Discovery Footpath」(ヒロオ・ディスカバリー・フットパス)は、野塚地区のシーサイドパークと菊地ファーム・カフェを結ぶ約5キロと、サンタランドの聖地・大丸山公園内の施設を巡る約2・5キロのコース。
各ポイントにはマスコットキャラクター「さーたちゃん」が目印のQRコードを配置。スマホで読み取るとスタンプを取得できる。今後、観光情報が得られるよう内容を充実する。
スタンプは1コース制覇で手ぬぐい1枚、両コース制覇で手ぬぐい3枚をプレゼントする。手ぬぐいは広尾の名物、特産品などを並べた楽しいデザイン。
磯野さんは「利用状況をみて、もう1コース設定したい。QRコードは観光情報の発信ツールとして他の用途も考える」と話している。
マップは町観光協会、サンタの家、菊地ファームで配布している。スタンプラリー賞品(数量限定)の受け取りも同所。詳しくは専用サイトで。問い合わせは町観光協会(町水産商工観光課、01558・2・0177)へ。(能勢雄太郎)