白樺高生がパン試作 芽室町特産のスイートコーンで
【芽室】白樺学園高校(嶋野幸也校長)進学・ビジネスマーケティングコースの2年生11人が、芽室町中央公民館でスイートコーンを使ったパンを試作した。
同校では今年度「総合的な探究の時間」を使い、町特産のスイートコーンを使った商品企画に取り組んでいる。10班に分かれレシピ開発に取り組み、「黄金のコーンポトフ」と「フレンチコーントースト」の二つの案が、生徒が開いた商品コンテストで採用された。
試作は10日に行われ、町内のパン店「旭屋商店」(中島将好代表、東1ノ3)が、食パンやクリームチーズをベースにした特製ソースなど食材を提供した。
学生はパンの上にクリームチーズとコーンを混ぜ合わせたものと、チーズの上にコーンをトッピングしたものの2種類を試作した。焼き上がったトーストを試食しながら、味わいや見た目でどちらが良いか検討した。
参加した石橋生翔さん(2年)は「芽室の食材を使っての料理は新鮮な体験で、おいしく作ることができた」と振り返った。
「フレンチコーントースト」と「コーンポトフ」は28日にJAめむろファーマーズマーケット「愛菜屋」で、同校生徒9人が無料配布する。午前11時30分から。限定50食。(及川雅敦通信員)