米ぬかクレヨンを保育施設に寄贈 マテック
総合リサイクル業・マテック(帯広市、杉山博康社長)グループは、米ぬかを利用した新商品「キットパス(クレヨン)」を市内保育施設に寄贈した。
クレヨンはマテックの特別栽培米を精米する際に出る米ぬかを活用しており、体や環境に優しく、窓ガラスなどに書くと消せる。幼児教育の一助になればと、市内13カ所の保育施設に計1200個を寄贈した。
8日にすずらん保育所(横山典恵所長)で行われた贈呈式では、ライオン組の年長26人にクレヨンが配られた。市市民福祉部の石田智之こども健康担当参事から同社の田中克宜執行役員取締役事務長に感謝状が渡された。園児らは声をそろえて、田中氏と販売を担うエルバ北海道(帯広)の青山豊常務取締役に「どうも、ありがとう!」と感謝を伝えた。
田中氏は「大人になったとき、子どもの頃リサイクル製品に触れていたことを思い出してもらえれば」と話した。(児玉未知佳)