公立校推薦、来春は管内16校 新たに上士幌、大樹
【札幌】道教委は16日、2024年度公立高校入試で各学校が選抜方法を定める「学校裁量」の実施予定を公表した。十勝管内で推薦入試を実施するのは16校。前年度も実施した14校に、新たに大樹、上士幌の2校が加わった。
推薦入試を行うのは、帯広三条、帯広緑陽、音更、芽室、幕別清陵、上士幌、大樹、鹿追、広尾。職業科は帯広農業、更別農業、士幌、帯広工業、帯広南商業。総合学科は清水、池田。
入学枠に占める推薦入試の割合は、帯広三条と帯広緑陽が20%、芽室と音更が30%、幕別清陵、上士幌、大樹が40%。このほかの普通科2校は連携型入試による合格内定者数を除いて、鹿追が40%、広尾が30%となる。
一般入試の全員面接は市内普通科3校と芽室、帯広南商業を除く各校で実施。24年度の入試日程は推薦入試の面接が来年2月13日、学力検査が3月5日、合格発表は3月18日。
道外から出願できる学校には、更別農業の生活科学科、池田が加わった。
道内で一般入試の学力検査を実施するのは210校332学科。一般入試の学力検査で重視する教科配点を高くする傾斜配点は23年度と同様13校13学科で、十勝管内に実施校はない。面接は、157校2258学科で実施する。(沖田唯可)