メダリスト中村真衣さんが「泳ぎ初め」 大樹の新プールでセレモニー
【大樹】移転改築した「大樹町B&G海洋センタープール」(双葉町4)のオープンセレモニーが27日午前10時から、同施設で執り行われた。シドニー五輪・100メートル背泳ぎ銀メダリストの中村真衣さんが「泳ぎ初め」を行い、新プールの門出を祝った。
旧施設(西本通73)の老朽化に伴い建て替えた。鉄骨平屋805平方メートル、一般4レーン(25メートル)、幼児・低学年プールなど。総事業費は5億7000万円。
セレモニーでは、黒川豊町長が「新プールを契機に町民の夢を育み、学びの意欲を高めるまちづくりを体現したい」とあいさつ。1億円の助成を受けた、B&G財団(東京)の古山透常務に感謝状を贈呈した。
続いて中村真衣さん、水泳少年団の小柳ひすい団長(大樹小6年)らを交えてテープカット。中村さんが真新しいプールに飛び込み、巧みな泳ぎを披露した。
中村さんは「水がきれいで、泳ぎやすい。年齢を問わず健康増進につなげてほしい」と笑顔。小柳さんは「新しいプールができてうれしい。練習を頑張りたい」と話していた。
プールは9月末まで(無休)。28~31日はプレオープンとし無料開放、6月1日から通常営業に移る。(能勢雄太郎)
メダリスト中村真衣さんが「泳ぎ初め」 大樹の新プールでセレモニー