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「こいのぼり、ちぎったのは僕たちです」 謝罪受け北の屋台が被害届取り下げ

 帯広市内の「北の屋台」でこいのぼりが酔客に引きちぎられた件で、北の起業広場協同組合は8日、引きちぎったと名乗り出た市内の20代男性2人から謝罪を受け、帯広署に提出していた被害届を取り下げた。

 こいのぼりは同組合が5日の「こどもの日」に合わせて、1日に北の屋台3カ所に設置。2日午前5時ごろ、男女10人ほどの集団が2匹を引きちぎったことが、防犯カメラで確認された。

 名乗り出た2人は、5日の報道で事の重大さに気付き、同日午後、北の屋台へ謝罪に行った。すでに被害届を出していた同組合の松下博典専務理事(55)は、2人に同署へ報告するよう提案。警察からの指導を受けた2人は8日、改めて松下専務理事に反省の弁を述べた。

 2人は当時、泥酔に近い状態で「テンションが上がってしまっていた」という。「これからは酒の飲み方に気を付け、北の屋台に対してできることがあれば行動したい」と話している。

 松下専務理事は「反省しているので、これ以上は追及しない。また飲みに来る時は、引きちぎった際にいた他のメンバーも謝ってくれれば」と話す。

 同組合では来年も、こいのぼりを設置する予定。(山田夏航)

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