いのちの木クリニック、第2・4土曜日に「午後診療」実施
医療法人社団ぶどうの会が運営する「いのちの木クリニック」(星川義人理事長、帯広市南の森西9)は1月から、第2・4土曜日の「午後診療」を始めた。外傷や肛門疾患の患者らの要望を受けての対応で、土曜日の診療体制は「毎週午前診療のみ」から「隔週午前・午後ともに診療」に移行した。
同クリニックによると、十勝管内では土曜日に内科系と外科系を同時に診療できるクリニックは少なく、さらに、午後にケガをした時など、外科で受診できるクリニックはほとんどないという。このため、突然の外傷を負った際、二次救急医療機関などに行かざるを得ない状況だが、「土曜日午後に外来対応することで、少しでも(二次救急医療機関の)負担軽減にもつながる」(同クリニック)とする。
さらに、肛門疾患に悩む患者をはじめ、働き盛りの世代も気軽に受診しやすい体制とした。また、第2・4土曜日を午前・午後診療とする代わりに、第1・3・5土曜日を休診とすることで、「職員の働き方改革にもつながる」(同クリニック)とする。
同クリニックでは、「地域に根ざした幅広い医療をさらに提供し、地域の皆さまのお役に立ちたい」としている。
第2・4土曜日の診療受付時間は、午前9時~午後0時15分、午後2時~同5時15分。問い合わせは同クリニック(0155・49・3622)へ。(松岡秀宜)