バレンタイン商戦好調 高価格商品完売も
14日のバレンタインデーを目前に控え、大型店や菓子店などでは特設コーナーを設けるなど商戦に力を入れている。今年は1月末に藤丸が閉店したため、取扱商品の多い大型店では売り場開設当初から売れ行きが好調。高価格商品も早々に完売するなど、今年のバレンタイン商戦はいつも以上ににぎやかだ。
イトーヨーカドー帯広店では、1月上旬の売り場設置と同時に好調な売れ行きだ。24~30ブランドの商品を取り扱い、人気商品は早々に完売。担当者は「藤丸さんが1月に売り場を開設しなかったことも影響し、早い時期から商品が売れている。最近は自分用に高価格の物を購入するケースも多い」とする。
「SWEETS FACTORY GREEN」(音更町)では、一口サイズのチョコレート(240~320円)が人気で、ほうじ茶や桜など16種類を販売。商戦のピークを迎える11日からは通常の4~5倍の量を製造する予定で、藤井順也店長は「この時期の客数は例年よりも多め。年齢を問わず選んでもらえるようなラインアップにしている」と話す。
柳月(本部音更、田村英祐社長)では、1月5日から「幸せのショコラコレクション」と題し、冬の定番商品「三方六の小割 冬の濃厚ショコラ」など幅広い商品を販売。ロールケーキの形状をした「冬のカフェ・ショコラ」、小麦粉を使っていない限定商品ガトーショコラ「ショコラテリーヌ」などが人気だ。
大切な人に花を
JAGA(FM77・8メガヘルツ)では、大切な人に花で気持ちを届ける「フラワーバレンタイン」を十勝でも広げていこうと、14日までキャンペーンを実施。メッセージとリクエスト曲をウェブサイトから応募した人全員に、協賛する生花店9店で使える500円分の割引券などをプレゼントしており、参加店のフラワーショップODA(芽室)の尾田幸司社長は「少しでも来店する機会になれば」と期待する。(完戸雅美、大海雪乃)
★Chai2月号32~38ページでチョコレート特集を掲載している。
こちらより無料の電子書籍でも閲覧可能。
- カテゴリ経済写真イベント
- タグ帯広勝毎ビジネス経済動向