5000個の木製ライルミも点灯 22日に広尾サンタランド点灯式
【広尾】ノルウェー・オスロ市から「サンタランド」に認定されている広尾町の大丸山森林公園のイルミネーションが、22日に点灯を開始する。今季は5000個の木製イルミネーションが飾られ、サンタの家周辺を彩る。同日午後3時半から同公園特設会場で、ツリー点灯式と関連イベント(町主催)を開催する。(能勢雄太郎)
サンタの家と、メインツリーを中心に庭や施設周辺を15万球のイルミネーションで飾る。年明け1月3日まで点灯予定(点灯時間は午後4時~同10時)。
木製イルミ(立方体のランタン)は関係団体・企業の協力を受け、町民参加のワークショップで製作。2021年から3年計画で1万個にする予定で、昨年はサンタの家に通じる通路(階段)を覆うように1000個を設置した。
今年は設置数を5倍に増やし、サンタの家周辺の園路、サンタランドに通じる通路、カーテン状の架台に取り付けて木製イルミのゾーンをつくる。プロジェクトを企画した町地域おこし協力隊の澤村拓也さん(30)は「団体、企業、学校、住民が参加し町全体で作りあげた。木製ならではの温かい明かりを楽しんでほしい」と話している。
感染症が落ち着いたことから3年ぶりに集客イベントを企画。クリスマス市(飲食販売)のほか、広尾サンタランドジャズスクール(午後3時半~)とアンサンブルグループ「奏楽」(=そら、午後4時~)のコンサートが催される。
点灯式は午後5時半から開催し、ユーチューブ(チャンネル名・広尾サンタランド)で生配信する。