特産「缶詰」自販機、とかちむらに登場、帯信金と連携事業
帯広信用金庫(高橋常夫理事長)が十勝の事業者応援で進める「十九勝(とくかち)プロジェクト」の一環で、市内のとかちむら産直市場前に、十勝の特産缶詰が買える自動販売機が登場、話題となっている。
今回は同市場を運営するSPCとかちむら(帯広市、曽根一社長)がパートナー企業として管理する。自販機は2日に設置した。
買える缶詰は、エルパソ(帯広市)のどろぶたジンギスカン風煮込み(930円)や、ドリームヒル・トムラウシ(新得町)の道産鹿肉のポワブラード(1140円)など7種。とかちむらの曽根史子取締役は「特に冬期間は店舗の営業時間も短くなるので、閉店後も土産などとして購入してもらえる。店頭での人気商品を集めた」とする。
同プロジェクトはコロナ禍で苦戦する事業者を応援し、地方創生につなげるもので、日本財団「わがまち基金」に採択。帯信金本店前に6月設置したジンギスカンなどの自販機設置から、今回で5台目。
帯信金ではインスタグラム(@obihiroshinkin)で商品情報などを発信している。(佐藤いづみ)