「うまいもの」求め行列 全国45店 20日まで 藤丸
全国各地の秋の味覚を集めた「第77回全国うまいもの大会」が15日、帯広市内の藤丸7階催し物会場で開幕した。各地の名産を求める多くの買い物客でにぎわっている。20日まで。
全国23都道府県から45店が出店、梅とひじきのふりかけを販売する来夢(大阪)が初出店した。小川の庄(長野)のおやきや地雷也(愛知)の天むすなどは実演販売を行った。かにめし本舗かなや(北海道)のカニ飯やちゅら家(沖縄)のサーターアンダギーなども人気を集めていた。
夫婦で訪れた帯広市の田渕襄さん(86)は「妻が岩手出身なので岩手県の漬物を買いに来た。藤丸が来年1月に閉店するのは寂しいが、その前にたくさん訪れたい」と話していた。
午前10時~午後7時(最終日は午後4時まで)。22~27日には沖縄の特産品をピックアップし、第2弾を開催する。(吉原慧)