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とかちマルシェ盛況 3年ぶり帯広駅周辺で開催 117店 自慢の食提供

料理を味わう家族(3日午後0時15分ごろ、JR帯広駅北エリアで。金野和彦撮影)

 十勝最大の食と音楽の祭典「とかちマルシェ」(運営協議会主催)が2日夕、JR帯広駅北の「ナイトマルシェ」で開幕した。2日目の3日は午前9時40分からオープニングセレモニーが開かれ、駅南北に設けられた全8エリアが営業を開始、大勢の来場者が十勝の味覚を楽しんでいる。

 2020年、21年は新型コロナウイルスの影響で店舗周遊型の開催となっており、会場に集う「リアル開催」は3年ぶり。開催を待ち望んでいた多くの市民が、家族や友人、会社の同僚などと訪れにぎわった。

 2日のセレモニーでは、運営協議会の黒川明彦理事が「コロナの感染対策には来場者一人一人の協力が必要。協力いただいた上で、時間の許す限り楽しんでほしい」とあいさつした。

 会場では、十勝産の食材を使った個性豊かなメニューを販売する屋台がずらりと並び、ピザやアイスクリーム作りなどの体験ブースも人気を集めている。

 家族3人で来場した帯広市在住の会社員中村智志さん(49)は「牛肉のカルビ串がとても軟らかくおいしかった」と笑顔。会場内の感染対策については「除菌シートや消毒用アルコールが席にあり使いやすい。席の間隔もあり、安心して楽しめる」と話していた。

 リアル開催10回目を迎える今年は、管内を中心に117店が参加。十勝産品を使った500円以下の料理を多数提供している。3日の営業は午後6時まで。駅北側のダイニングカフェエリアのみ「ナイトマルシェ」として同9時まで営業する。最終日の4日は午前10時~午後4時。(吉原慧)


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