道内企業メインバンクは北洋銀トップ　シェア３６％　東京商工リサーチ

　【札幌】東京商工リサーチが２２日発表した道内企業の２０２２年メインバンク調査によると、北洋銀行が３６・１７％のシェアとなり、２万５０５９社でトップだった。

　２位は北海道銀行の１万１０６９社（１５・９８％）、３位は北海道信金の３７８９社（５・４７％）、４位は旭川信金の３０５５社（４・４１％）と続き、５位は帯広信金の２４４５社（３・５３％）。ベスト５の顔ぶれは昨年と変わらなかった。

　道内企業６万９２８０社を対象に調査を行い、メインバンクのランキングを算出した。上位２０位までを銀行、信用金庫、信用組合に分類すると、トップシェアは銀行の５４・９９％で、信用金庫３３・０７、信用組合が１・１２％と続いた。

　調査は「全国的に見ると金融機関の再編が進んでおり、道内でも各金融機関が合併、統合、アライアンスを結ぶなどの決断が迫られている」と分析している。

　一方、全国のメインバンク調査では１位三菱ＵＦＪ銀行、２位三井住友銀行、３位みずほ銀行、４位りそな銀行に続き、５位に北洋銀行がランクイン。北海道銀行も２８位と上位３０位以内につけた。（奥野秀康）

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