キッチンカーイベント１年半ぶり再開　１４～１５日　帯広駅前広場で　十勝フードトラック協会

再開するキッチンカーのイベントをＰＲする山中会長

　十勝フードトラック協会（加盟１２社、山中大輔会長）は、コロナ禍で休止していたキッチンカーのイベント、Ｆｏｏｄ　Ｔｒｕｃｋ　Ｖｉｌｌａｇｅ（２０１９年から開催）を、Ｔｏｋａｃｈｉ　Ｆｏｏｄ　Ｔｒｕｃｋ　Ｖｉｌｌａｇｅとしてリニューアルし、１年半ぶりに今月１４、１５の両日から、帯広駅前の「夢の北広場」で再開する。開催日を第２金曜日から第２土・日曜日に変更したことで、出店者、来客ともに参加しやすくなる。

　同協会は１９年に、十勝のキッチンカー事業者をまとめる組織として設立され、イベントの開催や経営ノウハウの共有などで、事業者を支援してきた。

　２０年１１月にイベントを開催して以来、コロナ禍で自粛してきたが、緊急事態宣言なども解除されたことから、街に活気を取り戻したいと再開を決めた。今回はコロナ対策のため、テーブルやいすは設置せず、テークアウトのみで行う。

　１１月頃まで毎月第２土・日曜日に開催予定で、十勝管内の店を中心に、道内から２０台が出店する。ハンバーガーやクレープなどさまざまな食事を楽しめる。開催の曜日を変更したことで、管外の店が出店しやすくなり、今回は後志管内岩内町、釧路管内釧路町、オホーツク管内訓子府町から４店が参加する。

　開催時間は、１４日が午前１１時から午後７時まで、１５日が午前１０時から午後４時まで。

　山中会長は「コロナ禍でキッチンカーを始める飲食店は増加しているので、場所を提供していきたい。訪れる方には、普段食べることができないような料理を楽しんでもらいたい」と話している。（吉原慧）

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