池田町で観光オープン式 噴水にワイン注ぎ
【池田】観光シーズンの幕開けを告げる「2022年池田町観光オープン式」(町観光協会主催)が27日午前10時半から、JR池田駅前広場で開かれた。出席者がワイングラスの形をした噴水に十勝ワインを注ぎ、町内観光の安全やコロナ収束を祈願した。
同協会会員や町職員ら約60人が参加。同協会の高森一郎会長が「一日も早く世界の情勢が安定し、観光客が多く池田町に来てくれることを祈りたい」、来賓の安井美裕町長が「町民が独自に育んできたワイン文化、食文化を観光の魅力として伝え、オール池田の力で盛り上げたい」とあいさつした。
引き続き、JR北海道釧路支社の山田浩司支社長、第28代とかち青空レディの松野莉奈さんと間鍋彩さんらを加えた11人が十勝ワイン「トカップ赤」を噴水に注ぎ入れ、オープンを祝福。丹羽泰彦町議会議長が一本締めのあいさつをした。
強風で内容を縮小し、予定していた町郷土芸能保存会(黒川頼子会長)の演舞は取りやめとなった。(小縣大輝)