森末整形外科のサクラ 早くも開花 春告げる
帯広市内の森末整形外科医院(西3南5、森末克彦理事長)敷地内のエゾヤマザクラが早くも開花した。薄ピンク色の花が十数輪ほど色づき、患者や職員らの心を和ませている。
このサクラは樹齢約50年。建物南側の白い壁のそばにある枝のつぼみが、太陽光の反射熱によって例年、帯広の開花予想日よりも早く開花する。今年は13日ごろから徐々に咲き始めた。
青空が広がった19日は、正午までの最高気温が13.1度で開花も進んだ。森末理事長は「コロナ禍でも季節の移ろいは変わらない。今年は職員みんなが見に行って歓声を上げた。患者さんも楽しみにしていたのでうれしい」と話していた。
日本気象協会によると、帯広の開花予想日は昨年より8日早い24日。(松田亜弓)