帯広の「マリヨンヌ」掲載 レストランガイド「ゴ・エ・ミヨ」
権威あるレストランガイドブック「ゴ・エ・ミヨ2021」に、帯広のフランス料理店「マリヨンヌ」(西1南10、小久保康生オーナーシェフ)が十勝で唯一掲載された。日本版5刊目の今回は、33都道府県から403軒が選ばれた。道内は35軒。
ゴ・エ・ミヨは1972年にフランスで創刊。「ミシュランガイド」に並ぶレストランガイドと評価されている。料理人や食材、サービスの他、地域性に焦点を当て、シェフを支える生産者や職人も評価するのが特徴。気鋭のシェフを見いだす先見性に定評がある。
マリヨンヌは2014年に「北の屋台」で開業。20年5月、現在地に移転した。ゴ・エ・ミヨの掲載は初で、匿名調査員による評価は20点中13・5点。熟成させた清水町のジャージー牛や「とかち井上農場」(帯広)の雪蔵2年熟成メークインなどの食材を楽しく、食べやすく、分かりやすく提供すると評価した。
生産者と直接取引し、すべてのメニューに地場食材を使っている。小久保オーナーシェフは「評価してもらい、ありがたい。一級の食材を提供してくれる生産者に感謝したい。調理技術やパフォーマンスの向上に努め、唯一無二の店を目指したい」と話した。
ゴ・エ・ミヨは17日発売。税別2727円。(池谷智仁)
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