三国峠で雪 管内7地点で氷点下
15日の十勝地方は上空に11月中旬並みの寒気が入り込み、冬型の気圧配置となった。この影響で、上士幌町の三国峠など標高の高い山間部で雪が降った。
三国峠の頂上付近では15日未明、路肩の草の上に1センチほどの雪が積もった。午前4時半すぎには一時みぞれになった。
最低気温は十勝管内の19の観測地点中、芽室を除く18地点で今季最低を更新。上士幌は氷点下1・7度、陸別は同1・3度、上士幌町ぬかびら源泉郷は同1・2度となり、7地点で氷点下となった。
帯広測候所によると、16日も冬型の気圧配置が続き、峠など山間部で雪が降りやすい状態。氷点下となれば、路面が凍結する恐れもあり、注意が必要。16日の十勝地方は晴れ時々曇り。帯広の予想最高気温は15度、最低気温は2度。(深津慶太)