トヨッピーがアマビエに変身 豊頃
SNSで注目
【豊頃】町社会福祉協議会(加藤敏会長)はピンク色のアザラシをモチーフにしたマスコットキャラクター「トヨッピー」を、新型コロナウイルス終息の願いを込めて、疫病を鎮める言い伝えがある妖怪「アマビエ」に変身させた。SNS(会員制のオンラインサービス)でその姿を発信し注目を集めている。
「トヨッピー」は人気者のマスコットキャラで、着ぐるみは町内の各種イベントに参加し、多くの町民に親しまれている。町社協は、新型コロナの感染拡大防止のため全事業をストップしており、沈滞ムードを吹き飛ばそうと、職員の発案で「トヨッピー」を「アマビエ」に変身させた。
着ぐるみに青色と黄色のポリエチレンテープで髪の毛を付け、色紙や色画用紙で体にまとったウロコ、くちばしなどを施した。「アマビエ」に変身した着ぐるみの「アマビエさまトヨッピー」の姿をフェイスブックやインスタグラムで公開し話題を集めた。
町社協では6月から「アマビエさまトヨッピー」を本格的にデビューさせる予定。町社協の各種事業に積極的に参加するほか、発行するチラシに塗り絵を掲載して配布する。町社協は「『アマビエさまトヨッピー』を通じてコロナの終息を願い、みんなで元気に会いましょう」と呼び掛けている。(内形勝也)