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好天から一転 あすは「春の嵐」

水たまりを避けながら散歩を楽しむ市民(9日正午ごろ、帯広市緑ケ丘公園で。金野和彦撮影)

 北海道の東海上に張り出す高気圧の影響で、9日の十勝地方は北部を中心に春の陽気に包まれた。

 帯広測候所によると、正午までの最高気温は上士幌町ぬかびら源泉郷で9・2度と平年より約10度高くなり、4月中旬並みの暖かさに。次いで陸別が8・5度、足寄も7・4度と3月下旬から4月上旬並みの気温となった。

 帯広は5・2度で、平年を約2度上回った。予想最高気温は9度。

 帯広市内では午前11時以降、気温が上がり始め、雪解けが進んだ。道路では沿道の水たまりを通過する車が、水しぶきを上げながら走る姿が見られた。

 好天から一転し、10日は「春の嵐」が予想されている。同測候所によると、十勝全域で雨となり、南部など多い所では同日正午までに40ミリ、11日正午までの24時間では多い所で100ミリのまとまった雨が降る見込み。

 同測候所は気温の高さと併せ、急激に融雪が進むことから、なだれや低い土地の浸水、河川増水などに注意を呼び掛けている。(大谷健人)

関連写真

  • 水たまりをよけて走行する車(9日午前11時半ごろ。市内公園大通りで。金野和彦撮影)

    水たまりをよけて走行する車(9日午前11時半ごろ。市内公園大通りで。金野和彦撮影)

  • 水たまりをよけて散歩を楽しむ市民(9日正午ごろ、市内緑ヶ丘公園で。金野和彦撮影)

    水たまりをよけて散歩を楽しむ市民(9日正午ごろ、市内緑ヶ丘公園で。金野和彦撮影)

  • 水たまりをよけて散歩を楽しむ市民(9日正午ごろ、市内緑ヶ丘公園で。金野和彦撮影)

    水たまりをよけて散歩を楽しむ市民(9日正午ごろ、市内緑ヶ丘公園で。金野和彦撮影)

  • 水たまりをよけて道路を渡る通行人(9日午前10時40分ごろ、しない公園大通り。金野和彦撮影)

    水たまりをよけて道路を渡る通行人(9日午前10時40分ごろ、しない公園大通り。金野和彦撮影)

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