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高校生デザインのハスカップあめ コスモール大樹で販売

大樹高生が包装をデザインし、道の駅で販売している「ハスカップドロップス」

 【大樹】道の駅コスモール大樹では今月から、町産ハスカップジャムを使ったキャンディー「ハスカップドロップス」を販売している。パッケージは大樹高生2人がデザイン。町のマスコットキャラクター「コスピー」とロケットを描き、大樹ならではの新しい土産品としてPRしている。

 キャンディーは原料に「にしかわ牧場」(町日方)のハスカップジャムを使用し、優しい甘みが特徴。同道の駅が販売者で、山梨県の業者が製造している。

 パッケージをデザインしたのは、大樹高のグリーンハウ・りなさんと森本菜々さん(ともに3年)。2人が2年生の時に行われた「高校生議会」で「宇宙とコスピーのコラボレーショングッズを作っては」と町に提案するために描いた絵が基になっている。

 道の駅を運営する町商工会(三浦祥嗣会長)の佐藤公亮主事が、当時の高校生議会前に道の駅グッズについて調べていた高校生グループを思い出し、キャンディー缶の包装用イラストをお願いした。

 イラストはコスピーがロケットに乗って宇宙空間へ飛び出す様子を描いている。佐藤主事は「高校生の提案を形にしたかった。彼らが卒業する前に商品化できてよかった」と話している。

 85グラム入りで300円。問い合わせは同道の駅(01558・6・5220)へ。(松村智裕)

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