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札幌へ新たな足 都市間運行開始 北海道バス

帯広駅前の停留所で初便に乗車する利用客(とかちプラザ前、29日午前7時13分ごろ)

 北海道バス(札幌、田渕繁社長)は29日、帯広-札幌間の都市間高速バス「帯広特急ニュースター号」の運行を始めた。利用者からは、札幌への新たな「足」に期待する声が聞かれた。

 同社は札幌と函館、釧路間で都市間バスを運行している。帯広参入に伴い、約100台の駐車場を備えた帯広営業所(西2南36)や停留所を設置した。営業所は仮設で、12月20日に待合室や乗務員宿泊所を併設した事務所を開設する。

 初便(午前6時55分)は約3分の2が予約済みで、帯広営業所からは約10人が乗車した。利用した市内在住の八木恵津子さん(61)は「南エリアに住んでおり、こちらに路線が走るようになって助かっている。広い駐車場もあるので便利」と話していた。

 田渕社長は「市場を刺激し利用者の利便性の向上を目指したい」と話している。問い合わせは予約センター(050・3533・0800)へ。(本田龍之介)

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  • 帯広駅前の停留所から出発した所便(とかちプラザ前、29日午前7時14分ごろ)

    帯広駅前の停留所から出発した所便(とかちプラザ前、29日午前7時14分ごろ)

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