音更 夜桜ライトアップ始まる 鈴蘭公園
【音更】サクラの名所として知られる鈴蘭公園で29日、エゾヤマザクラのライトアップが始まった。初日から多くの見物客が訪れ、幻想的な夜桜を楽しんでいる。
ライトアップは町商工会青年部(玉川拓馬部長、部員59人)が2000年から実施。今年も音更電業協会の協力を得て、公園内にカラーライト(緑、青)とホワイトライトの計40基を設置し、サクラを照らしている。
全体的にサクラはまだ三~五分咲き程度だが、一部は早くも満開に。ライトアップは午後7時に始まり、家族連れやカップルなどが次々と訪れ、ライトに照らされた夜桜をスマホやカメラで撮影していた。
町南鈴蘭に住む阿部正光さん(65)は妻貴子さん(60)と娘の3人で来園。「きょうは天気が良かったので、そろそろ見頃と思い来た。日中は散歩などでよく訪れるが夜は久しぶり。とてもきれいですね」と話し、サクラをカメラに収めていた。
ライトアップは5月6日まで。点灯時間は午後7時~同9時。5月2~5日には、園内でホットココアやコーンポタージュ、桜餅、イチゴジンジャーなどを販売する「夜桜カフェ」を開店する。(鈴木裕之)