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陸別氷点下21.8度 路面つるつるに

凍結し滑りやすくなった国道38号(10日午前9時ごろ、帯広市東3南1で。新井拓海撮影)

 上空の寒気や晴れて地表の熱が奪われる放射冷却の影響で、10日朝も十勝地方は冷え込んだ。最も気温が低かった陸別は氷点下21.8度、大樹は同20.3度となり、両地点は3日連続で氷点下20度を下回った。帯広は氷点下7.3度。

 10日朝の帯広市内は、6日から7日に降った雪の影響で路面が凍結し、慎重に走行する自動車が目立った。スリップなどが原因とみられる事故も相次ぎ、帯広署によると9日から10日正午までに人身事故7件、物損事故45件が発生。人身事故はいずれも軽傷だった。同署は路面状況の変化などに注意を促している。

 帯広測候所によると、9日は最も低い陸別で氷点下23.1度を記録するなど、管内観測19地点すべてで最高気温が0度未満の「真冬日」となった。11日の帯広の予想最低気温は氷点下13度、最高気温は0度。(細谷敦生、池谷智仁)


◆十勝管内の気象データについて
気象庁のアメダス観測地点(十勝管内。気温、降水量など)-気象庁公式ホームページ

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  • 凍結し滑りやすくなった国道38号(10日午前9時ごろ、帯広市東3南1で。新井拓海撮影)

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