でんぷん工場がフル稼働 停電でイモ受け入れ一時中断
次々とでんぷん工場に運び込まれる原料用ジャガイモ(27日午前10時ごろ、中札内村の南工連で。金野和彦撮影)
【中札内】十勝中部・南部の7JAでつくる南十勝農産加工農協連(南工連)で、原料用ジャガイモをでんぷんに加工する作業が本格化している。1日1700トン前後のジャガイモがトラックで運び込まれ、工場内で精製・乾燥したものを袋詰めにして出荷する。
南工連のでんぷん工場では9月5日からジャガイモの受け入れと加工を開始。だが直後の胆振東部地震で停電し、操業を一時中断した。約2日後に電力が戻り、11日から再稼働した。
その後の操業は順調で、27日も多くのトラックが搬入口で荷台を傾け、満載したジャガイモを下ろした。今年の受け入れ数量はほぼ平年並みの10万1000トン。11月中旬に完了する。
今年は6~7月に天候不順が続き、ジャガイモの品質が心配される。ただ南工連の佐藤真章参事は「でんぷん含量を示すライマン価は今のところ、昨年には及ばないものの平年よりは高い」と話す。(伊藤正倫)
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澱粉の原料となるジャガイモの受け入れが始まった工場(27日、午前10時ごろ、中札内村の南十勝農産加工農業協同組合連合会で。金野和彦撮影)
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