機械搬入や設営が本格化 国際農機展
第34回国際農業機械展in帯広(12~16日)の開幕まで10日となった。会場となる帯広市内の北愛国交流広場では2日、出展企業が農業機械の搬入を進めている。
今回は過去最多の135社が出展する。無人で走るロボットトラクター、省力化した作業機のほか、畑や作物のデータを収集して生産性を高める精密農業の機器やシステムも展示される。
会場には農機や資材を運ぶトラックが頻繁に出入りし、各社がテント設置や整地作業などを進めていた。音更町の日農機は、3日以降の雨の影響を見込んで作業開始をこの日に早めた。今後の機械搬入に備えて社員10人が除草に励んでいた。
同社帯広Aブロック営業所の石田勝郎所長(44)は「雨で作業は苦労するかもしれないが、全国から多くのお客さまが訪れる。将来の農業の在り方を示したい」と話していた。
国際農機展はホクレン、北海道農業機械工業会、十勝農業機械協議会が主催。国内最大の農機展で、4年に1度十勝で開かれる。
開場時間は午前9時~午後4時。初日の12日はロボットトラクターなどがデモ走行する開会セレモニーが行われる。(伊藤亮太)
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