春告げるミズバショウ 帯広市内
帯広市内の稲田町で、ミズバショウが見頃を迎えている。春の日差しを浴び、かれんな花を咲かせている。
ミズバショウは湿地に自生する。稲田町の売買川近くの湿地帯では、約20株が顔をのぞかせている。葉が変形した純白の苞(ほう)と、苞に包まれた円柱状の黄色い花が鮮やかな姿を見せ、写真愛好家や地域住民らを喜ばせている。写真愛好家の1人は「今年は例年より早く咲いたのでは」と話していた。
帯広測候所によると、帯広の今後1週間の最高気温は、平年並みの10~13度で推移する見込み。晴れる日が多いが、11日と15日は雨や雪が降る可能性がある。(池谷智仁)