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「姉妹で金を」パシュート女子準決勝進出に安堵 幕別町PV

準決勝進出が決まり、クラッカーで祝福するPV会場の町民ら

 【幕別】幕別町出身の高木菜那選手、妹の美帆選手が出場するスピードスケート女子団体追い抜きの1回戦が行われた19日、町百年記念ホールでパブリックビューイング(PV)が開かれ、約150人が姉妹の勇姿を観戦した。21日の準決勝進出を決めると、安堵(あんど)と歓声が会場を席巻した。

 PV会場では姉妹の両親と兄の大輔さん、飯田晴義町長、田村修一教育長、同級生ら多くの関係者、町民が画面を見守った。

 2組目に日本が登場すると、スティック状のバルーンを力強くたたく音と「頑張れ!」の声が場内に響いた。美帆選手の動きが一瞬止まる立ち上がりのアクシデントに全員が肝を冷やしたが、暫定2位でのゴールに胸をなで下ろした。3組目のレース終了後の結果で準決勝への進出が決定すると、来場者はクラッカーを鳴らして祝福。会場に笑顔があふれた。

 父の愛徳(よしのり)さんは「無事予選を通過してホッとしている。準決勝でも今までの成果を発揮してほしい」、大輔さんは「スタートにハプニングがあったが、その後立て直して3人で連係できていた。レースを楽しんで頑張ってほしい」とエールを送った。

 田村教育長は「ドキドキする半面、3人の力を信じて安心して見ていられた。姉妹での金メダルを幕別町に持って帰ってきてほしい」と期待を寄せた。

 美帆選手の帯広南商業高時代の同級生も、グループで応援に駆け付けた。佐藤樹璃さん(23)=音更町在住=は「金メダル候補の種目ということもあり、プレッシャーがかかっていると思う。負けないで力を出し切ってほしい」と話していた。(石川友史)

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