豆の嵐を体感 本別で「豆まかナイト」
「鬼嫁」も登場し、2トンの豆が乱れ飛んだ「豆まかナイト」(塩原真撮影)
【本別】豆の町・本別ならではの豆まきイベント「ほんべつ豆まかナイト2018」(町商工会主催)が27日夜、町体育館で開かれた。約800人が来場し、用意された2トンの“豆の嵐”を体感。一足早い節分を楽しんだ。
4回目の今年は食育ともリンクさせ、豆の一部(約250キロ)は子どもたちが栽培、収穫した大豆を使った。会場には多彩な料理の「豆マルシェ」も並んだ。
2年ぶりに復活した「祈願豆浴び」には高橋正夫町長やJA本別町青年部員ら10組が登壇。「1年が幸せに」「豊作を」などと手を合わせて願う中、清められた計30キロの洗礼を浴びた。
メインの豆まきは激しさが売り。ステージ上に途切れず登場する鬼に向け、ゴーグルを着けた参加者が1袋2~3キロの豆を補充しながら全力投球、歓声がこだました。
友人に誘われて初めて訪れた町内の千葉和洋さん(41)は「人も集まり、にぎやかなイベント。こんなに豆を投げたことがなく、いい発散になる」と話していた。(木村仁根)
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筋肉隆々の鬼も登場し、2トンの豆が乱れ飛んだ「豆まかナイト」(塩原真撮影)
十勝の豆を発信する「豆なアナタに首ったけ」の生歌も。町勇足の子どもたちの「えだ豆ブラザーズ」が堂々の舞台
2分間で競う「わんこ黒豆うどん」。女性の部優勝は陸別町の中村佳代子さん。31杯を平らげガッツポーズ。22杯と健闘した石川香織衆院議員(右)も祝福
「豆スライダー」が初登場。JA本別町青年部のメンバーが流す豆に乗って子どもたちも大興奮
ぼくも主役だよ。会場にはかわいい赤鬼の姿も
スポーツや勉強ができますように-。2年ぶりに復活した「祈願豆浴び」。清められた30キロの豆のご利益に期待
2分間で競う「わんこ黒豆うどん」。子どもの部優勝は本別中央小5年の渡邉祥太君。堂々の18杯に「思いっきり飲み込んだ」
2分間で競う「わんこ黒豆うどん」。子どもの部優勝は本別中央小5年の渡邉祥太君。堂々の18杯に「思いっきり飲み込んだ」
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