帯広空港に特別ラウンジ 無線LANや飲料、7月から
帯広空港ターミナルビル(社長・米沢則寿帯広市長)は、同ビル2階の搭乗待合室内に「プレミアムラウンジ(有料待合室)」を整備し、7月から搭乗客向けに開放する。無線LANや飲料のサービスなど、出発までの時間をゆったりと過ごせる空間となっている。
ラウンジの開設は以前から搭乗客の要望が多かった。そこで、同ビル活性化プロジェクトと施設の機能拡充の時期にも合わせ、建物南側の空き部屋(約100平方メートル)を改装した。
室内にはソファや座椅子を30席ほど置き、42型のテレビ、発着案内を伝える時刻表示機や放送設備を備えている。Wi-Fi(ワイファイ)も完備し、USB充電ポート付きのスタンドを置いたビジネス客向けのスペースもある。
備え付けのノートパソコン(1台)や雑誌、水道水のペットボトル「おびひろ極上水」やコーヒー、紅茶、日本茶といった飲料のサービスも無料で楽しめる。
室内は禁煙。利用時間は午前8時20分~午後8時15分(航空機の運航時間で変更あり)。使用料は1人1回500円。2階売店の「BLUESKY」で支払いを済ませてから、ラウンジ前のテンキーに暗証番号を入力して入室する。
同ビルの高島麻里子さんは「待ち時間を快適に過ごしてもらえるよう、さらなるサービスの充実を図りたい」としている。問い合わせは同ビル(0155・64・5678)へ。(小縣大輝)