十勝出身ファイターズガール奮闘 安冨さん、小山さん 勝利の女神
【札幌】プロ野球・北海道日本ハムファイターズのチアリーディングチーム「ファイターズガール」で、十勝出身の2人が奮闘している。シーズン序盤のチームは不振にあえいでいるが、上位進出に向けて応援にも気合を入れ、「今年も優勝して連覇を」と勝利の女神になることを誓っている。
2年目の安冨優菜さん(22)=帯広市=と新加入の小山ゆうきさん(20)=芽室町=の2人。
チームは4月に10連敗を喫するなど、5位(3日終了現在)に低迷。寂しい状況だが、2人は華麗なダンスで打破する決意だ。安冨さんは165センチの長身を生かして「手足をいっぱい活用したパフォーマンスを見せたい」と話し、小山さんは「小さい(155センチ)ことを感じさせないよう、迫力のあるダンスを見せたい」と意気込んでいる。
ファイターズガールは、2人ともあこがれの存在だった。安冨さんは高校時代の優勝パレード、小山さんは帯広の森で開催される試合を見て加入を決意。ともに幼稚園からバトントワリングをはじめ、現在の華麗なダンスの下地ができていた。
「昨年も厳しい戦いで、何が起きるか分からない」と安冨さんが話せば、「今は厳しいけど、これから勝ち進みます」と小山さん。2人とも連覇をモチベーションに、ダンスでチームを盛り上げる。(有岡志信)
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