臨時列車とバス運行開始 JR1日3往復で
JR北海道は8日、台風10号の影響で特急などの運休が続く根室線について、札幌-釧路間で1日各3往復の臨時列車と代行バスの運行を開始した。
札幌-トマム間は臨時特急、帯広-釧路間は臨時列車を使い、橋の流失などの被害が発生したトマム-帯広間は代行バスを使う。同区間内は道東自動車道を通り、新得、十勝清水、芽室の各駅には停車しない。札幌-帯広間の片道料金は6120円。運転再開のめどが立っていないため、当面の間は臨時列車と代行バスで対応する。
札幌-トマム間は7両編成で、新札幌、南千歳、追分、新夕張、占冠の各駅に停車。帯広-釧路間は6両編成で、池田、浦幌、白糠の各駅に停車。いずれもグリーン車を除いて自由席となる。下りの札幌発は午前7時54分(釧路着午後1時22分)、同11時53分(同午後5時34分)、午後2時16分(同午後8時15分)。上りの釧路発は午前8時23分(札幌着午後1時56分)、同10時37分(同午後4時19分)、午後2時50分(同午後8時15分)。(小縣大輝)