アジサイ鮮やかに 「大暑」も雨模様
暑さが最も厳しいとされる二十四節季の「大暑」の22日、十勝地方は曇り空に覆われ、時折霧雨が降る天候となった。“蝦夷(えぞ)梅雨”を思わせる中、帯広市内では水滴に彩られたアジサイが鮮やかに咲いている。
帯広測候所によると、オホーツク海や北海道の東側から湿った空気が入り込み、7月の十勝地方は低い雲が広がり霧雨が降りやすい状態が続いている。
21日までに帯広で雨を観測しなかったのは4日間だけで、日照時間も昨年同期比で6割程度にとどまっている。
23、24日も曇りで、小雨が降りやすい天気が続く見通し。(池谷智仁)