帯広市の除雪費10億円に
帯広市は2月29日、市街地で46センチを記録した同日の降雪で、市道除雪費2億5000万円を追加する一般会計補正予算案を専決処分した。除雪費の補正は今年度3回目で、計10億8000万円となった。
補正額は同日の除雪と今後の新雪除雪1回分、車道の拡幅除雪や吹きだまり解消を含む。今後の降雪状況によるが、予算額では過去最多の11億3100万円だった前年度に続き2年連続で10億円を超え、過去2番目に多い額となった。
市は今年度の当初予算で市道の除雪費に約5億3000万円を計上。昨年11月と今年1月上旬の雪でほぼ使い切り、1月14日に2億5000万円、2月12日に5000万円をそれぞれ補正していた。
財源は市の財政調整基金から繰り入れる。市町村道の除雪費は通常、降雪状況に応じて普通交付税と特別交付税で措置される。
(安田義教)